歩き方を少し変えるだけで快適ウォーキング
ほぼ毎日ウォーキングをするようになって4ヶ月ほどになりますが、ウォーキングを始めた頃は足の指、特に左足小指の外側が靴ずれのようになって皮がめくれて痛くて歩くのが苦痛でした。
右足は大丈夫でしたので何か原因があるのではと思って少し歩き方を変えたら嘘のように何ともなくなりました。
普通に生活していて歩き方なんて教えてもらうこともありませんし、特に意識したこともありませんでしたが、歩き方を少し変えるだけでこんなに違うんだと実感しました。
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「悪い歩き方」とはどのような歩き方?
少し調べると感心するくらいのたくさんの悪い歩き方の例が出てきます。
ウォーキングをするにはダイエットのためとか、健康のためとか、ただの気分転換とか何らかの目的があってのことだと思いますのでその目的によって歩き方も多少変わってくるのかなとは思いますが、一般的に悪いといわれている歩き方は次のとおりです。
- 背中を丸めて歩く、または逆に反り返って歩く
- 膝を曲げたまま歩く
- ガニ股で歩く、または内股で歩く
- 上体を左右に揺らしながら歩く
- 足を引きずるようにして歩く
- ドスドスと音がするような歩き方
- 足指を浮かした上体で歩く
どれもあまり格好の良い歩き方とは言えませんので少し意識して直した方が良いです。
普段履いている靴の靴底の減り加減を見ても悪い歩き方をしていないかどうかはある程度判断できます。
靴底の減り方は、かかと部分と親指付け根から親指先にかけての部分の2箇所が減っているのが理想的です。
それ以外の減り方をしている場合や左右で減り方が違う場合は、悪い歩き方になっている可能性があります。
自分の歩き方をもう一度確認してみる必要があります。
「良い歩き方」とは?
良い歩き方はというと、悪い歩き方でない歩き方ということができます。
- 正しい姿勢を保持し
- 目線は真っ直ぐ前を
- 身体が左右にぐらつかないように
- 膝は曲げないように
- かかとから着地し、つま先で地面を蹴る
一般的にはこのような歩き方をするのが良い歩き方といえます。
ただ、これにも異論があります。
それは、「膝を曲げないように」という点と「かかとから着地し」という2点です。
膝が伸びきった状態でかかとから着地すると全体重と体重の何倍もの重力がかかとに一気にかかることになりその衝撃が膝、腰、背骨、頸椎と伝わり身体に悪い影響を与えることになる。
これを防止するためには、かかとから着地するのではなく足裏全体で着地し足裏のウェーブで衝撃をやわらげ、更に膝を曲げた状態にしておくことで衝撃がそれ以上の上部に伝わりにくくするというというものです。
どちらの意見をとるかはなかなか判断がつきませんが、どちらも極端は避けるということかもしれません。
膝を伸ばしきってかかとで着地しているとこういうリスクがあるということを知っていれば、自ずとそれを防ぐ動きができるものです。
最初は衝撃をやわらげる歩き方を微妙なところで意識して実行し、それが無意識のうちにできるようになることが理想かもしれません。
もう一つ知っておかなければならないのは、正しい歩き方がなかなか身につかない、歩くと膝が痛い、腰が痛い、その他に身体に異常が出るという場合には、骨盤の捻れなど身体の異常が隠れていることもあるということです。
この場合には、まずそちらを治すことも大事です。
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ウォーキングによる効果は?
実際、ウォーキングを続けることでどのような効果が期待できるのでしょうか?
主な効果をあげてみます。
精神的な効果
- ストレス解消
季節を感じながら外の空気を吸うだけでリフレッシュできますし、ウォーキングにより血流が良くなり自律神経のバランスが整うという効果が期待できます。
- 脳の活性化
ウォーキングは代表的な有酸素運動です。ウォーキングで脳に酸素を大量に送り込むことができ、脳の働きが活発化します。
認知症の予防にも大きな効果があるといわれています。
身体的な効果
- 肥満防止
ウォーキングにより基礎代謝があがり、脂肪を燃焼しやすい身体にすることができます。
- 生活習慣病の予防
肥満、運動不足などが原因となる糖尿病、高血圧などの生活習慣病の予防効果があり、正しい方法で実行すれば病状の改善にも効果がある。
- 心肺機能の向上
ウォーキングにより呼吸、心拍数が上がり、心臓や肺を強化することができる。
- 筋力低下の予防
年齢とともに筋力は衰えるがウォーキングで適度に筋肉に刺激を与えることで筋力の低下をある程度予防できる。
主な効果は以上のようなところですが、その他にもたくさんの精神的、身体的な効果があるといわれています。
まとめ
お金もかからず健康で豊かな生活を手に入れることができるウォーキングですが、毎日継続していくのがなかなか難しいというのが現実です。
はじめは目的意識もあって頑張ってできるのですが、数日、数週間もすると出来ない理由を探し始めます。
そうなってくると一日置きになり、三日置きになり、週一になり、そしていつの間にか止めてしまっていたということがよくあります。
これを防ぐには、やはり目的をハッキリさせておくことが大事ではないでしょうか。
ダイエットが目的なのか、成人病対策なのか、ストレス解消なのかなど目的が決まっていればモチベーションを維持することが出来やすいです。
それから、自分なりに興味、関心があることにウォーキングを結びつけるというのも方法の一つです。
コンビニに買い物に行くのをウォーキングにするとか、スーパーなどに設置してある自販機でコーヒーを飲むためにウォーキングをするとか自分なりに日常の生活の中でいろいろな場面でウォーキングに結びつけた行動を意識して実行します。
ツールを使うことも方法です。
例えば、スマートフォンですが、アプリをインストールすれば歩数計になります。
歩数はもちろん、消費カロリー、歩いた距離などを記録しグラフにして見られたりするのでモチベーションを維持するのには持って来いです。
このほかに、普段はなかなか音楽を聴く時間もありませんのでスマートフォンに音楽を入れておいて聴いたり、Youtubeから自分に有益な情報を流しておいて聴いたりする貴重な時間にあてるというのも歩く動機づけになります。
いろいろな工夫をすることで、無理をすることなく毎日のウォーキングが苦にならなくなります。
ある程度継続すると日課になってしまい、逆にウォーキングをしない日は何となく気分がスッキリしないということになります。
こうなってくるとしめたものです。
普段身体を動かすことがあまりない方、人生の折り返しを過ぎたなと思われる方は、どうぞウォーキングで健康で豊かな生活を手に入れてください。
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